運用システムの様々な設定項目を確認および管理できるページです。


基本設定

認証 / アクセス制御

デフォルト設定の認証セクションで、ユーザー登録と承認のオプション、セッションタイムアウト時間設定、システムアクセス許可IP帯域の登録など、認証およびアクセスに関する設定できます。

オプション登録および承認方法
登録後承認ダッシュボードで登録可能で、承認(有効化)後に使用可能(デフォルト)
管理者直接登録ダッシュボードでは登録不可で、運用システム登録ユーザーのみ使用可能
公開サービスダッシュボードで登録したユーザーは承認なしで使用可能

メール設定

メール送信方式としてSMTPまたはSendgridを選択できます。GmailアカウントをSMTPサーバーとして使用するには、以下のガイドに従って設定してください。

GmailアカウントをSMTPサーバーとして使用するためには、以下の設定が必要です

  • 2段階認証(2-Step Verification)の有効化
  • 組織アカウントの管理者がセキュリティポリシーでApp Passwords機能を無効化している場合、管理者に有効化を依頼
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SMTPとして使用するGmailアカウントにログイン後、上部の設定アイコンをクリックし、続けて「すべての設定を表示」をクリックしてください。

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転送とPOP/IMAPタブでIMAPを有効に選択し、下部の`変更を保存`をクリックしてください。

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Googleアカウントページに移動し、上部の検索バーに「アプリ パスワード」を入力し、該当項目をクリックしてください。

4

アプリパスワードを使用するアプリ名を自由に入力し、「作成」をクリックすると、16桁のアプリパスワードを確認できます。

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エールのメール設定画面に以下のように値を入力してください。

  • 送信者アドレス: 送信者メールアドレス
  • 種類: SMTP
  • SMTPホスト: smtp.gmail.com
  • SMTPポート: 465
  • SMTPユーザー: SMTP設定Gmailアドレス
  • SMTPパスワード: アプリパスワード
  • セキュア接続: 有効化

OAuth 設定

リソースプロファイル管理

事前に設定したリソースセットをダッシュボードユーザーのスペースに割り当てできます。以下を参考にリソースプロファイルを設定し、スペースにリソースプロファイルを適用する方法で簡単にリソースを割り当てできます。

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プロファイル名と表示名の設定

運用システム設定ページのリソースクォータセクションで、リソースプロファイルをクリックすると、適用するリソースセットを事前に設定したリソースプロファイルを追加できます。まずプロファイル名と、ユーザーに表示される表示名を入力してください。

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リソースタイプ(On demand / Spot)別にリソースを設定

リソースタイプごとにリソース値を設定できます。設定に応じて、一つのリソースタイプのみを使用するか、両方のタイプを併用することが可能です。値を入力していないフィールドにはプレースホルダー値が適用されます。主な設定値の意味は以下の通りです。

  • vCPU / Memory / Disk : スペース全体に付与するリソース値
  • Max vCPU / Memory / Disk : 個別サービスに付与可能なリソースの上限
  • Max running : 作成可能なサービスの数
  • Max replica : 個別サービスに付与可能なレプリカ数の上限
  • Node group :on-demandまたはspotを入力。詳細は以下をご参照ください。
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一般設定値の入力(ドメイン接続、メンバー数など)

  • Domain : スペースで接続可能なカスタムドメイン数(0で接続不可)
  • Max Services : スペースで作成可能なサービスの総数(On-demand/Spotを含む)
  • Max Members : スペースに招待可能なチームメンバーの数
  • Max Projects : スペースで作成可能なプロジェクト数
  • Services per Environment : 環境(Namespace)ごとに作成可能なサービス数
  • Others : プレースホルダー値が「0」の場合、無制限で適用されます。

スペース作成時、デフォルトプロファイルのリソースセットが適用されます。

クラスター追加

エールは主要なCSPのKubernetesクラスターだけでなく、汎用的なクラスター接続もすべてサポートします。クラスター追加方法については、マルチクラスターのページをご参照ください。