スペースは、運用システムでリソースを割り当てられる最上位の作業単位です。スペースの所有者は、チームメンバーを招待しセルフサービス方式でプロジェクトを作成および管理できます。スペースを構成する各単位については、以下をご参照ください。


スペース情報

  • スペース名 : 該当スペースのダッシュボードに接続される@スペース名とスペースの固有ID
  • メンバー : スペース所有者とチームメンバー
  • プロファイル : スペースに付与されたリソースセット名
  • CPU / メモリ / ディスク : VMタイプごとに割り当てられたリソースと使用中のリソース
  • 作成日 : スペースの最初の作成日時
  • 更新日時 : スペースの最終更新日時

リソースの付与

運用システムのスペースページでリソース(vCPU / メモリ / ディスク)セクションまたは右側のアイコンをクリックすると、リソース管理モーダルが表示されます。スペースにリソースを割り当てる方法は、以下の2つがあります。

  • リソースセットを事前設定したプロファイルを適用

  • 個々のリソース項目を直接入力して適用

スペースが作成されるとDefaultプロファイルがデフォルト値として適用されます。

プロファイルで付与

リソースプロファイルを選択し、下部の適用をクリックすると、該当プロファイルに事前設定されたリソース全体を一括で適用されます。

リソースプロファイルは、CPUやメモリ以外にも設定を事前に構成し、リソース割り当てプロセスを簡素化します。これにより、効率的で一貫したリソース管理が可能です。リソースプロファイルの設定方法については、以下のリンクをご参照ください。

リソースを直接入力

リソースタイプ別にリソース設定

リソースタイプごとにリソース値を設定できます。設定に応じて、一つのリソースタイプのみを使用するか、両方のタイプを併用することが可能です。値を入力していないフィールドにはプレースホルダー値が適用されます。主な設定値の意味は以下の通りです。

  • vCPU / Memory / Disk : スペース全体に付与するリソース値
  • Max vCPU / Memory / Disk : 個別サービスに付与可能なリソースの上限
  • Max running : 作成可能なサービスの数
  • Max replica : 個別サービスに付与可能なレプリカ数の上限
  • Node group :on-demandまたはspotを入力。詳細は以下をご参照ください。

一般設定(ドメイン接続、メンバー数など)

  • Domain : スペースで接続可能なカスタムドメイン数(0で接続不可)
  • Max Services : スペースで作成可能なサービスの総数(On-demand/Spotを含む)
  • Max Members : スペースに招待可能なチームメンバーの数
  • Max Projects : スペースで作成可能なプロジェクト数
  • Services per Environment : 環境(Namespace)ごとに作成可能なサービス数
  • Others : プレースホルダー値が「0」の場合、無制限で適用されます。

リソース一括削除

スペース右側のアイコンをクリックすると、選択したスペースのリソスタイプごとにサービスを一括削除することができます。

  • Spotリソース削除 : Spotリソースで作成されたサービスのみを削除します。
  • 全リソース削除 : すべてのサービスを削除します。

一時的なテスト運用サービスにスポットリソースを適用し、Spotリソース削除機能を活用することで、クラウドリソースを効率的に管理できます。

右上の同期セレクターをクリックすると、選択したクラスター全体に一括削除機能を適用できます。