クラスターとエールセットアップ
AWS EC2にKubernetes(k3s)を構成し、エールをインストールするガイドです。
本ガイドではk3sを使用してKubernetesクラスターを構成していますが、kubeadm、kubesprayなど他の方法で構成されたクラスター環境でもエールを使用することができます。
K3sとエージェント設定
EC2にSSH接続後、以下のコマンドを実行してk3sをインストールします。
kubectlをroot以外のユーザーで使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
以下のコマンドを入力して、クラスターが正常に動作していることを確認します。
以下のコマンドを実行してale agentをインストールしてください。
Kubernetes Metrics Server
ガイドに従ってインストールしたK3sにはMetrics Serverが組み込まれているため、インストールする必要はありません。未インストールのクラスターの場合は、以下のコマンドを確認してMetrics Serverをインストールしてください。
以下のコマンドでMetrics Server経由でリソース使用状況が正常に表示されることを確認できます。
Nginx Ingress Controller
以下のコマンドを実行してNginx Ingress Controllerをインストールしてください。
以下のコマンドを実行して、KubernetesサービスのExternal IPが実際のEC2に紐付けられたElastic IPと一致することを確認します。
エールのインストールと実行
以下のコマンドを入力して`ale-run`パッケージをインストールしてください。
以下のコマンドを入力してエールを運用モードで実行します。
Kubernetesクラスター名を別途指定していない場合、一般的にdefault
という名前で作成され、kubectl config current-context
コマンドで確認できます。
pm2で確認したログが以下のように表示されれば、実行が完了しています。
実行中にデータベースの競合が発生したり、設定を初期化したい場合は、以下のコマンドを入力して既存のエールのデータを削除してから再実行してください。