Dockerfile
エールのDockerfileテンプレートを活用して、Dockerfileを簡単にデプロイできます。
エールのテンプレート/プリセットは、効率的なリソース管理のため、最小限のライブラリのみを使用します。 Windows、 Chromeライブラリなど、デフォルトで提供されていないライブラリを使用する場合は、サンプルコードを参考にDockerfileを作成してデプロイしてください。
リポジトリとテンプレートの選択
ダッシュボードの または
⌘ + K
で生成されるデプロイモーダルで Dockerfileテンプレートを選択し、続くドロップダウンメニューから連携されたGitHubアカウントのリポジトリを選択するか、Git URLタブでGitリポジトリURLを入力してください。
デプロイ設定とデプロイ
基本設定
-
Environment variables(ENV) : コンテナ実行時に参照される環境変数
-
Build arguments(ARG) : イメージビルド時に参照される引数
-
Port : コンテナが実行されるポート。
docker run
の-p, --publish
オプションに対応 -
Health Check : コンテナの状態を検証するエンドポイント
-
Start commands : コンテナ起動コマンド
詳細オプション
-
Dockerfile text : Dockerfileの全内容を入力
-
Build Labels(LABEL) : ビルドする際のバージョン、ライセンスなどの追加情報
-
uid : コンテナでプロセスを実行するユーザーの固有識別子(デフォルト値1000)
-
gid : コンテナでプロセスが属するグループの固有識別子(デフォルト値1000)
-
Update strategy
-
Rolling Update : 新バージョンをデプロイ後、既存ポッドを終了。可用リソース確保必要
-
Recreate : 既存ポッドを終了後、新バージョンを作成・起動。ダウンタイム発生
-
-
Shell : コンテナ実行後に実行するシェル(sh、bash、zshなど)
リソース設定とデプロイ
-
リソースタイプ:オンデマンドとスポットリソースから選択
-
CPU:サービスで利用可能なvCPUの上限を設定。最小構成時は0.1 vCPUを割り当て
-
メモリ:サービスで利用可能なメモリの上限を設定
-
レプリカ:設定した数に応じサービスを水平スケーリングし、負荷分散と可用性確保
-
デプロイ:
デプロイ
をクリック
リソース制限によりデプロイできない場合は、スペースとリソースの管理ページを参照してスペースにリソースを追加してください。
ログとターミナル
サービスカードまたはサービスページのアイコンをクリックすると、デプロイ/実行ログの確認やターミナルへのアクセスできます。
メトリクス
サービスページのメトリクスタブでサービスのメトリクスを確認できます。
再デプロイ(更新)
コードの変更やリソース設定の更新がある場合は、サービスページの設定タブ下部にあるデプロイボタンをクリックして、変更を反映した新しいデプロイを実行できます。
デプロイ自動化のためのGitHub Actions適用については、GitHub Actionsページをご参照ください。
ロールバック(復元)
サービスページのデプロイ履歴タブから、以前のバージョンへロールバックできます。
ロールバック前に、対象バージョンのコミットメッセージを必ず確認してください。