アプリケーション
Spring Boot(JVM)
Java / Kotlin 言語で作成された Spring Boot アプリケーションのデプロイガイドです。
事前準備
プロジェクト設定ファイル(pom.xml, build.gradle など)の JDK バージョンがデプロイの過程で選択したバージョンと一致しない場合、ビルドが失敗する可能性があります。
基本的にJAR形式のビルド成果物およびスクリプトをサポートしています。ただし、WARの場合はExecutable WARのみ対応しています。
テンプレートとリポジトリの選択
ダッシュボードの または
⌘ + K
で生成されるデプロイモーダルで Spring Boot テンプレートを選択し、続くドロップダウンメニューから連携されたGitHubアカウントのリポジトリを選択するか、Git URLタブでGitリポジトリURLを入力してください。
デプロイ設定値を入力
次の各項目にサービスをデプロイするための設定値を入力してください。
リソース設定とデプロイ
-
リソースタイプ:オンデマンドとスポットリソースから選択
-
CPU:サービスで利用可能なvCPUの上限を設定。最小構成時は0.1 vCPUを割り当て
-
メモリ:サービスで利用可能なメモリの上限を設定
-
レプリカ:設定した数に応じサービスを水平スケーリングし、負荷分散と可用性確保
-
デプロイ:
デプロイ
をクリック
デプロイが完了したらプレビュードメインを通じてブラウザでウェブページを確認したり、APIツールを使用してリクエストを送信できます。
リソース制限によりデプロイできない場合は、スペースとリソースの管理ページを参照してスペースにリソースを追加してください。
高度な設定機能
リポジトリ内Jarファイルデプロイ
- Spring Boot Jar ファイルをリポジトリに反映しデプロイする場合、デプロイ設定画面の Pre-built jar file path フィールドに各ビルドツールに合った jar ファイルのパスを入力してデプロイを進行します。
- Gradle:
build/libs/[プロジェクト名].jar
- Maven:
target/[プロジェクト名].jar
- Gradle:
ビルド時に特定リソースパスを含む
- エールで Spring Boot プロジェクトをデプロイする際、静的リソースの位置として
WebProperties.Resources
に定義された/static
などを除き、src
ディレクトリのファイルはビルド時に含まれません。
プロジェクトで特定のパスのリソースを参照する場合、デプロイ設定時 Include files in build フィールドに該当ディレクトリパスを入力してデプロイします。 区切り文字としてコンマ(,
)を使用して複数のディレクトリを含めることができます。
Multi Module Application デプロイ
-
複数のモジュールで構成される Spring Boot アプリケーションをデプロイする場合、いくつかの作業が必要です。 以下の簡単な例を通じてデプロイ方法を参考にしてください。
api
,core
モジュールで構成しapi
を main class に指定
- Spring Boot テンプレートを選択した後、次の設定を適用
- Start command:
java -jar api/build/libs/api-0.0.1-SNAPSHOT.jar
java -jar
の引数として<main モジュール名>/build/libs/<main モジュール名>-0.0.1-SNAPSHOT.jar
- Include files in build:
core,api
- モジュールのディレクトリ名をコンマで区切って入力
- Start command: