Python言語で作成されたDjangoアプリケーションのデプロイガイドです。
事前準備
対応Pythonバージョン
対応Pythonバージョン
Django バージョン | 対応Python バージョン |
---|---|
Django 3.1 | 3.6, 3.7, 3.8, 3.9 |
Django 3.2 | 3.6, 3.7, 3.8, 3.9, 3.10 |
Django 4.0 | 3.8, 3.9, 3.10 |
Django 4.1 | 3.8, 3.9, 3.10, 3.11 |
Django 4.2 | 3.8, 3.9, 3.10, 3.11, 3.12 |
Django 5.0 | 3.10, 3.11, 3.12 |
Django 5.1 | 3.10, 3.11, 3.12 |
プロジェクト設定ファイル(requirements.txt など)に記載されたPythonバージョンとデプロイ設定時に選択したバージョンが一致しない場合、ビルドやランタイムエラーが発生する可能性があります。
テンプレートとリポジトリの選択

ダッシュボードの または ⌘ + K
で生成されるデプロイモーダルで Python テンプレートを選択し、続くドロップダウンメニューから連携されたGitHubアカウントのリポジトリを選択するか、Git URLタブでGitリポジトリURLを入力してください。
Djangoの場合、
settings.py
でALLOWED_HOSTS
、CSRF_TRUSTED_ORIGINS
を適切に設定しないとページが正常に読み込まれません。デプロイ設定値を入力
次の各項目にサービスをデプロイするための設定値を入力してください。
基本項目
基本項目
- バージョン
- 環境変数
- ポート番号:
8000
(デフォルト値) - Start Command:
python3 manage.py runserver 0:8000
(デフォルト値) - Health Check: コンテナの状態を検証するエンドポイント
詳細オプション
詳細オプション
- Build Variables: コンテナイメージビルド時に含めるべき変数
- Embedded node.js: プロジェクト内でビルドが必要な Node.js バージョン
- Install command: Python パッケージインストールコマンド
- Pre start Command: Start Command 実行前に実行される事前コマンド
- Update strategy
- Rolling Update : 新バージョンデプロイ後、既存ポッド終了。可用リソース確保必要
- Recreate : 既存ポッドを終了後、新バージョンを作成・起動。ダウンタイム発生
環境変数とPre Start Commandを以下のように設定することで、Super Userを作成できます。
リソース設定とデプロイ

- リソースタイプ : オンデマンドとスポットリソース から選択
- CPU:サービスで利用可能なvCPUの上限を設定。最小構成時は0.1 vCPUを割り当て
- メモリ : サービスが使用するメモリリソースの最大値を設定
- レプリカ:設定した数に応じサービスを水平スケーリングし、負荷分散と可用性確保
-
デプロイ :
デプロイ
をクリック
デプロイが完了したらプレビュードメインを通じてブラウザでウェブページを確認したり、APIツールを使用してリクエストを送信できます。
リソース制限によりデプロイできない場合は、スペースとリソースの管理ページを参照してスペースにリソースを追加してください。
Django Docs