Python言語で作成されたFastAPIアプリケーションのデプロイガイドです。
事前準備と確認事項
対応Pythonバージョン
対応Pythonバージョン
- FastAPIは最低でもPython 3.7以上が必要です。
プロジェクト設定ファイル(requirements.txt など)に記載されたPythonバージョンとデプロイ設定時に選択したバージョンが一致しない場合、ビルドやランタイムエラーが発生する可能性があります。
テンプレートとリポジトリの選択

ダッシュボードの または ⌘ + K
で生成されるデプロイモーダルで Python テンプレートを選択し、続くドロップダウンメニューから連携されたGitHubアカウントのリポジトリを選択するか、Git URLタブでGitリポジトリURLを入力してください。
デプロイ設定値を入力
次の各項目にサービスをデプロイするための設定値を入力してください。
基本項目
基本項目
- バージョン
- 環境変数
- ポート番号:
8000
(デフォルト値) - Start Command:
uvicorn main:app --host=0.0.0.0 --port=8000
(デフォルト値) - Health Check: コンテナの状態を検証するエンドポイント
Start Commandでコマンドを入力する際、uvicornの実行引数は以下を参考にソースに合わせて修正してください。
詳細オプション
詳細オプション
- Build Variables: コンテナイメージビルド時に含めるべき変数
- Embedded node.js: プロジェクト内でビルドが必要な Node.js バージョン
- Install command: Python パッケージインストールコマンド
- Pre start Command: Start Command 実行前に実行される事前コマンド
- Update strategy
- Rolling Update : 新バージョンデプロイ後、既存ポッド終了。可用リソース確保必要
- Recreate : 既存ポッドを終了後、新バージョンを作成・起動。ダウンタイム発生
リソース設定とデプロイ

- リソースタイプ : オンデマンドとスポットリソース から選択
- CPU:サービスで利用可能なvCPUの上限を設定。最小構成時は0.1 vCPUを割り当て
- メモリ : サービスが使用するメモリリソースの最大値を設定
- レプリカ:設定した数に応じサービスを水平スケーリングし、負荷分散と可用性確保
-
デプロイ :
デプロイ
をクリック
デプロイが完了したらプレビュードメインを通じてブラウザでウェブページを確認したり、APIツールを使用してリクエストを送信できます。
リソース制限によりデプロイできない場合は、スペースとリソースの管理ページを参照してスペースにリソースを追加してください。
FastAPI Docs